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病院のブログ

「インフルエンザのお話」
(薬と健康のはなし)

ウイルスはA型、B型、C型の3タイプ!

インフルエンザは、インフルエンザウイルスがのどや気管支、肺で感染・増殖することによって発症する病気です。高熱や頭痛、筋肉痛や関節痛などの全身症状を起こします。お子様ではまれに急性脳症を、御高齢の方や免疫力の低下している方では肺炎を伴う等、重症になることがあります。
 
 

インフルエンザウイルスは、のどや気管支、肺で増殖する!

異常行動による事故を防ぎましょう

異常行動はインフルエンザのお薬の服用の有無又は種類に関わらず報告されていたことが明らかになりました。インフルエンザに罹っている時は、お薬の使用に関係なく異常行動に注意していく必要があります。

~対策~
発熱から少なくとも2日間は、寝ている間も含め容易に住居外に飛び出さないよう、
玄関や窓を確実に施錠することや1階のお部屋で寝かせるなどの対策をとりましょう。

異常行動とは?
急に走り出す、部屋から飛び出そうとする、徘徊するなどの行動を示します。
特に発熱から2日間は要注意!

続いて、インフルエンザのお薬について!

インフルエンザのお薬 ~タミフル、イナビル、ゾフルーザ~

抗インフルエンザ治療薬の作用機序の違い

風邪かな?と思ったらまずは受診を!

使い方の違い

イナビル

●成人及び10歳以上の小児へ使う場合
イナビル吸入2容器を吸入します。
1日完結型の吸入タイプ!

タミフル

●成人及び体重37.5kg以上の小児へ使う場合
1回1カプセル(75mg)を1日2回、5日間服用します。
5日間の飲み薬!

ゾフルーザ

●成人及び12歳以上の小児へ使う場合
2錠(40mg)を1回服用します。
1日完結型の吸入タイプ!

それぞれの違いや特徴、副作用、使い方など不安な点がありましたら薬剤師にお声かけください。

インフルエンザのお薬は、原則48時間以内に開始!

症状が出てから2日(48時間)以降にお薬を開始した場合、十分な効果が期待できません。
お薬の効果的な使用のためには用法、用量、期間(服用する日数)を守ることが重要です

 

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