「血液サラサラのお薬」
(薬と健康のはなし)
「抗血小板薬」と「抗凝固薬」お薬の違いは?
●動脈の血栓には主に血小板が関与します。
高血圧や高脂血症、糖尿病などで動脈硬化が進むと、動脈で血の塊ができやすくなります。
☞「抗血小板薬」を使います。「抗血小板薬」
バイアスピリン錠 (アスピリン)
パナルジン錠 (チクロピジン)
プラビックス錠 (クロピドグレル)
エフィエント錠 (プラスグレル)
プレタール錠 (シロスタゾール)
アンプラーグ錠 (サルポグレラート)
※かっこ内はお薬の成分を示す名前です。同じお薬です。
高血圧や高脂血症、糖尿病などで動脈硬化が進むと、動脈で血の塊ができやすくなります。
☞「抗血小板薬」を使います。「抗血小板薬」
バイアスピリン錠 (アスピリン)
パナルジン錠 (チクロピジン)
プラビックス錠 (クロピドグレル)
エフィエント錠 (プラスグレル)
プレタール錠 (シロスタゾール)
アンプラーグ錠 (サルポグレラート)
※かっこ内はお薬の成分を示す名前です。同じお薬です。
●静脈の血栓には主に凝固因子が関与します。
心不全や不整脈で血液の流れが悪くなると、滞った血が固まりやすくなります。
☞「抗凝固薬」を使います。「抗凝固薬」
ワーファリン錠 (ワルファリン)
プラザキサ錠 (ダビガトラン)
イグザレルト錠 (リバーロキサバン)
エリキュース錠 (アピキサバン)
リクシアナ錠 (エドキサバン)
※かっこ内はお薬の成分を示す名前です。同じお薬です。
心不全や不整脈で血液の流れが悪くなると、滞った血が固まりやすくなります。
☞「抗凝固薬」を使います。「抗凝固薬」
ワーファリン錠 (ワルファリン)
プラザキサ錠 (ダビガトラン)
イグザレルト錠 (リバーロキサバン)
エリキュース錠 (アピキサバン)
リクシアナ錠 (エドキサバン)
※かっこ内はお薬の成分を示す名前です。同じお薬です。
血液をサラサラにするお薬を服用するときの注意点
最も多い副作用は出血
皮膚の内出血・鼻出血・歯茎からの出血・血痰などの症状が挙げられます。出血が続くとき、多量の出血の場合は医師に連絡をとりましょう!
皮膚の内出血・鼻出血・歯茎からの出血・血痰などの症状が挙げられます。出血が続くとき、多量の出血の場合は医師に連絡をとりましょう!
ほかのお薬との飲み合わせ
一緒に服用したお薬との飲み合わせでサラサラのお薬や併用するお薬の効果が変わる場合があります。服用中のお薬は医師・薬剤師に伝えしましょう!
一緒に服用したお薬との飲み合わせでサラサラのお薬や併用するお薬の効果が変わる場合があります。服用中のお薬は医師・薬剤師に伝えしましょう!
食べ物で気を付けること
ワーファリンを服用しているときは、ビタミンKが豊富な納豆、青汁、クロレラの摂取は控えましょう!
ワーファリンはビタミンKの働きを抑えて、血液が固まるのを防ぐお薬だからです。
ワーファリンを服用しているときは、ビタミンKが豊富な納豆、青汁、クロレラの摂取は控えましょう!
ワーファリンはビタミンKの働きを抑えて、血液が固まるのを防ぐお薬だからです。
検査や手術、歯科治療のとき
お薬の種類によって、また手術・処置の種類、患者さんの状態によりお薬をお休みする期間が異なります。
現在・今まで飲まれていたお薬は診察時に必ず主治医へ伝えましょう!
お薬の種類によって、また手術・処置の種類、患者さんの状態によりお薬をお休みする期間が異なります。
現在・今まで飲まれていたお薬は診察時に必ず主治医へ伝えましょう!
お薬について不安な点がある場合は遠慮なく医師・薬剤師にご相談くださいね。
※イラスト:
いらすとや より引用