複十字病院のCT検査について その3
当院のCT検査について、複数回にわたってQ&A形式で解説いたします。
今後、当院でCT検査を受診される方でだけでなく、CT検査について知りたい方にもお読みいただければ幸いです。
また、当院でCT検査を受診される際、不安な点がございましたら放射線科スタッフにご質問ください。
複十字病院のCT検査について その1 はこちら
複十字病院のCT検査について その2 はこちら
- 肺がん・COPD同時検診はどの様なものでしょうか?
- 肺がん(死亡率はがんによるものの中で第1位)、COPD(息切れと長く続く咳、痰を特徴とする病気、主にタバコが原因)、この2つの疾患が1度に検査できる検診です。いずれも無症状のことが多く発見が遅れると命に関わる病気ですが、早期診断のために画像診断としてのCTと肺機能検査を同日中に行います。
- 複十字病院には画像をみる読影医が在籍していますか?どの様な分野の先生がいらっしゃいますか?
- 放射線診断専門医(日本医学放射線学会認定)、肺がんCT検診認定医、検診マンモグラフィ-読影認定医、日本核医学学会認定医、PET核医学認定医、日本超音波医学会専門医などの資格を持つ経験豊富な常勤医が画像診断を行っています。
- 感染症の患者さんの撮影をすることもあると思いますが、一般の方もいる中でどの様に撮影していますか?
- 撮影毎に装置の清拭、必要に応じてCT室内の紫外線殺菌を行っています。紫外線殺菌は約20分行いますので、消毒完了までお待ち頂く場合があります。