笑顔あふれる看護で社会に貢献 ー インタビュー:活躍する新卒看護師Kさん ー
私たち看護部の理念は、「笑顔あふれる看護で社会に貢献」することです。当院看護部で多くの看護師が活躍しています。2024年4月に入職した新卒看護師Kさんのインタビュー記事をご紹介いたします。
新人看護師:Kさん
入職:2024.4.1 手術室Ns
Q . 当院への入職を決めた理由は?
規模が大きすぎず、説明会で来られている方々の雰囲気も良かったので入職を決めました。
Q . 新人研修教育内で行われるジョブローテー
ションはどうでしたか?
採血室業務は勉強になりました。最初は緊張して手が震えていましたが、患者さんが次から次へと来るので、緊張が飛んでいきました。とにかく必死に行った記憶があります。
今思うと、普段の業務ではあんなに連続して採血をすることは無いので、貴重な経験だったなと思います。
Q . どのように手術室業務を覚えましたか?
ほとんどの手術が数時間続くものになるので、一連の流れをノートに取ったものをひたすら繰り返して覚えました。最初は先輩が実践しているのを、滅菌ガウンを着て横でメモを取りつつ見学しました。一通り終わったら、次は交代し業務にあたりました。すぐ近くには、先輩方が付いてくださって、何かあったら対応できるように様子を見守ってくださいます。回数を重ねていくにつれ、だんだんと先輩看護師の手から離れ、1人で行えるように体制が変わっていきました。
Q . 独り立ちしていくにつれ、大変だったことは?
手術の直接介助を行う上で医師に器械を渡すので、適確な指示に基づいて実践するのは想像していたより大変でした。やらなければいけないタスクがたくさんある中で、必要なものをすぐ渡せるよう整理整頓しつつ行っていかなければならない。気を配らないといけないことがたくさんあり、大変でした。
1人で行うのが大変なのは先輩も分かっていて、近くに居て手厚くサポートしてくださるので頑張れました。
Q . 印象的な看護ケアや先輩からの指導などありますか?
乳腺の手術が終わって麻酔から目覚めた後、処置を終えた患者さんがベッドに移動したときに泣き始めてしまったときがありました。どのような意味合いで泣いているのかわからず、見ていることしかできないことがありました。
そのとき他の看護師さんは、テレビで放映されている内容に触れて話しかけたり、「手術は終わりましたからね。安心してください。」といった患者さんに寄り添った言葉をかけてあげたりしていました。
術前にある程度お話して患者さんの考えていることを把握して、それを術後の声掛けに生かしているのかなと見て取れました。
Q . 部署の特徴と雰囲気は?
幅広い年齢層の方が居て、見守ってくれる雰囲気があります。1人で業務を行うことはなく、誰かしらの目があります。入職前は静かに淡々と仕事をするイメージがあったのですが、そんなことはなく時には先生方も交えて色々お話をしつつ、連携して業務を行っていると思います。
Q . 業務中に先輩にしてもらったことで嬉しかったことはありますか?
業務でミスをしてしまったときに、「今日はたくさんやることがあって、大変だったよね。でも、ここは良かったんじゃない?」といったような声掛けをしてくださったときがありました。指導だけではなく、良かったところを見つけて伝えてくださったので、「次は頑張ろう」と前向きな気持ちになりました。